チベットと日本〜異文化を超えて/講演 チベット人歌手・バイマーヤンジン
ジャポニスム振興会 講演
チベット語で「蓮の花にのった音楽の神様」の意味を持つ
バイマーヤンジン氏により、日本とチベットの文化の違い、
家族のあり方などをユーモアたっぷりに語っていただきます。
● 料金:会員2,000円・一般3,000円(当日3,500円)
● 会場:東本願寺東山浄苑 京都市山科区花山旭町8-1
● 主催:ジャポニスム振興会
チベット人歌手 バイマーヤンジン Bema Yangjan
チベット、アムド地方出身。名前はチベット語で「蓮の花にのった音楽の神様」の意味。
厳しいチベットの大自然に育まれた力強い歌唱力とそのみずみずしい感性で何千倍という競争に勝ち残り、中国国立四川音楽大学に入学する。大学では西洋オペラを専攻。卒業後同大学専任講師として教壇に立つ傍ら、中国各地で数多くのコンサートに出演。
1994年来日後、日本でただ1人のチベット人歌手として、チベットの音楽文化、習慣など紹介するため全国的にコンサート活動を行う。1999年にはニューヨーク国連本部コンサートも果たす。同年NHKのドキュメンタリー番組でも取り上げられる。
ユーモアたっぷりの語り口で、日本とチベットの文化の違い、家族のあり方などを論じる講演も多くの人々の感動と共感を呼び、教育関係、企業、学校等からも高い評価を得、テレビ、ラジオで度々紹介される。
故郷の子供たちに教育を!とはじめたチベットの学校建設活動も大きな成果をあげ、今では9つの小学校とひとつの中学校が開校、日本とチベットの子供同士の交流も積極的に行っている。また現地の大学4校に奨学金を設立、経済的に苦しい大学生への支援も続けている。
- 2001年1月
朝日新聞の「天声人語」に取り上げられる。 - 2001年10月
大阪市より“社会に活躍している女性”として「きらめき賞」を受賞。 - 2003年8月
チベット自治区政府より「愛心大使」の称号を頂く。 - 2003年10月
教育にかける思いを単行本「こんにちはバイマーヤンジンです」にまとめ、致知出版社より刊行。 - 2003年11月
加藤登紀子さんのプロデュースで念願のファーストアルバム「チベットのこころ」を発売。 - 2003年12月
「徹子の部屋」に出演。 - 2004年6月
NHK主催の「アジアハートフルコンサート」にて五木ひろし、谷村新司と共演。 - 2005年
長男を出産。1児の母となる。 - 2006年
広島国際平和会議にてダライラマ法王をはじめ三名のノーベル平和賞受賞者に歌を捧げる。 - 2007年
拓殖大学客員教授になる。 - 2008年
四川大震災被災児童への教育支援活動をはじめる。 - 2009年
新潟県長岡市より“教育分野において人材育成に大きな成果をあげた人”に送られる「米百俵賞」を受賞。 - 2010年
以前から出演していたテレビ静岡の「テレビ寺子屋」に毎年出演。 - 2011年
東日本大震災が発生してからは「今までチベットのためにご支援いただいた日本の皆様へのご恩返し」として被災地での支援活動、支援のためのチャリティコンサートも積極的に行っている。 - 2012年1月
イギリス・ロンドン、時事通信社主催の講演会で講演。 - 2012年5月
ABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」
35周年記念公開生放送inホームズスタジアム神戸にて公演。 - 2013年3月
アメリカ・ロサンゼルスの3カ所でコンサートを行う。 - 2013年4月
アメリカ・ニューヨーク、時事通信社主催の講演会で講演。
会場近郊の地図
東本願寺東山浄苑
京都市山科区上花山旭山町8-1
■タクシー:JR京都駅、阪急四条河原町、京阪清水五条の各駅から10〜15分。
■マイカー:京都東ICから、国道1号線を、京都方面に入り10〜15分。
東山トンネルを抜けて約100mで左折、東山浄苑専用道路へ入る。
参加者の声
●不詳
大変良いお話を伺いました。自分の幸せ、日本という国の素晴らしさを気づかせて下さいました。他国の人から見た日本の姿がよくわかりました。
●不詳
ステキなお話でした。自分自身を見直し、心を清く持たなくては、と感じました。ヤンジンさんの素直さに感動致しました。ありがとうございました。
●京都市 女性
豊かさで見失ってしまったものに気付かされ、人が生きる力になるのは、愛されているということ、愛することなのだと思いました。私が今得ている生活は、すべて当たり前ではなく、有り難いもので、常に感謝して、私もまた後の世に愛を残せる生き方をしたいと思います。
●三重県 男性
ポテンシャルの高いチベット仏教の精神、人としての生きる心構えを、日本のごく普通の人々にユーモラスに、わかりやすくお話しされていたと思います。国を越えて、異文化の中でどの様に生活するか、人はどの様に生きる心構え、知恵を得ていくのかを実生活を通して学ぶことができたと思います。国、文化、時代を越える人の心の大切さを学びました。
●京都市 女性
チベットという貧しい国もあり、日本はこんなにも豊かに暮らしていることを、当たり前だと思っていたけれど、有り難く生活していかないと分かりました。ありがとうございました。