大坂のこころと蓮如の救い~世阿弥が蓮如に出逢っていたら~
ジャポニスム振興会 大阪公演
60歳にして出家した世阿弥は敗者を救い、無常を幽玄の美にまで高めた人物です。一方、同じ時代に生きた蓮如は大坂城の前身、石山本願寺を建立した大阪と縁の深い人物です。能や狂言を愛し、黒髪の作詞者とも伝わります。蓮如は「あの世の救いはこの世の救いとつながる一本道」と説きました。世阿弥がこの蓮如ともし出逢っていたら、彼の作品はどのように変化していたでしょうか?狂言師の善竹隆司氏、筝曲家で蓮如上人記念館館長の大谷祥子氏、伝統芸能史に詳しい演劇評論家の河内厚郎氏が大胆に空想を膨らませていきます。
今年は大坂落城から400年です。上町台地には古代より仁徳朝や孝徳朝の都が置かれ、日本国家草創において重要な役割を果たしました。中世においては、西海に沈む夕日に浄土を見る日想観が盛んになり、蓮如により一大宗教都市として発展しました。
そんな大阪で培われた「こころ」をお楽しみください。
【出演者】
狂言とお話:善竹隆司
箏演奏:大谷祥子
ナビゲーター:河内厚郎
曲目:黒髪、石山本願寺夢の舞 他
能楽堂の遠足 13時~13時40分(当日受付/先着60名)
● 料金:全席自由 会員2,500円 一般3,500円 学生1,000円(学生証をご提示ください)
● 会場:国登録有形文化財 山本能楽堂(大阪市中央区徳井町1-3-6)
● 主催:ジャポニスム振興会
● 共催:国登録有形文化財 山本能楽堂
● 後援:公益財団法人関西・大阪21世紀協会
ジャポニスム振興会
TEL 075-551-3007
FAX 075-525-2095
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国登録有形文化財 山本能楽堂
大阪市中央区徳井町1-3-6