JAPONisme Vol.10 – 2016年夏
2016年7月1日発行 第10号
CONTENTS
- こころの道標(みちしるべ) 大谷暢順(ジャポニスム振興会会長)
- 祈りと風流
- 「お宮」を守る人々 原悟(宮本組組長)
- 鉾町今昔 吉田孝次郎
- 祇園祭をたのしむ 知ると楽しい!ちょこっとコラム
- 祇園祭日次スケジュール
- 【公演報告】 琳派四百年記念 in 金沢 舞楽仏(My LOVE)
- ジャポニスム・六条山通信 花と森の本願寺〈二〉 山折哲雄(ジャポニスム振興会特別顧問)
今号の試し読み:【公演報告】 琳派四百年記念 in 金沢 舞楽仏(My LOVE)
四百年の節目を越え、なお湧き立つ琳派ムーブメント。そんな熱い息吹を届ける舞台公演「舞楽仏(My LOVE)」が金沢で開催されました。
ステージのコンセプトは「洋の東西を問わず、もっと自由に舞うことを楽しんでほしい」。金沢に縁り深い、若き芸術家たちの饗宴による舞台は、琳派四百年の記念イベントにふさわしい、異ジャンルのコラボに胸おどる、エネルギッシュなものとなりました。
まず一幕目は、紫派藤間流師範・藤間信乃輔さんがしなやかな舞を、そしてタップダンスの第一人者・HIDEBOHさんが華麗なステップを披露。
二幕目には、HIDEBOHさんの巧みなワークショップで会場が一体となり、その熱気が冷めやらぬままの即興ステージで、拍手喝さいの中、終演。ピアニスト・北方寛丈さんの洋楽器・邦楽器それぞれの音色を生かす音楽プロデュースが、舞台をさらに豊かに奥行き深く盛り上げました。
ご来場の方々には、音とビジュアル、そして熱い空気で伝統と革新を体感し、次の百年に向けた新たな琳派の息吹を感じていただけたのではないでしょうか。
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